倉敷パッシブハウス見学会
2016年 11月 15日
こんばんは、住宅部の神崎です。
今日は2016年11/12(土)に開催致しました『倉敷パッシブハウス見学会』の様子をお伝え致します。
当日は天候にも恵まれ、
弊社にとって初となる「国際パッシブハウス・オープンデー」に合わせた完成見学会には、もってこいの陽気となりました。
イベント内容としましては、黒崎の完成現場を見学後、場所を変えて
森みわ様(キーアーキテクツ)、川端順也様(Plesant Design)、夏目諭様(夏目工務店)、そして弊社の営業である福本の4名が
温暖地域の住宅性能の在り方などについて発表をし、参加者の皆様と意見交換会を行うというものでした。
当日はパッシブハウスジャパンの皆様に加え、全国各地の工務店様にお集まり頂きました。
ざっくばらんに質問や意見が飛び交い、非常に有意義な時間になりました。
この「倉敷パッシブハウス」のデザインコンセプトは、自然のままに里山の暮らしが楽しめるということです。
住宅性能を高めるのはもちろんですが、
深い軒や、風通しの良さなど光や風も”自然エネルギー”として活用するデザインにとなっています。
加えて太陽光発電や薪ボイラーの利用等、エネルギー負荷の少ない住宅を目指しています。
倉敷の、この土地だったからこそ
「倉敷パッシブハウス」としてパッシブハウスの認定取得の申請をすることが出来たのだと聞きました。
機械に頼らず、出来るだけ自然のエネルギーを利用し、
冬は太陽の日差しを最大限に取り込み、逆に夏は日差しが入り込まないように遮蔽する。
その上で、建物の性能を追求し、住宅に必要な冷暖房エネルギーを極限まで減らした住宅。
これがパッシブハウスです。
性能?断熱?気密?Q値?なんだか最近、難しい言葉が話題になっておりますが
きっと結局は”その土地の気候風土を知ること”
そして、それにピッタリと合う住まい方を検討すること。
人間にも環境にも心地よい家づくりとは、まずはそこから、始まるのではないでしょうか。
倉敷を知り尽くしたクラモクだからこそ出来る家づくりがあると思っています。
これからもそんな家づくりのご提案をさせて頂けるよう努めて参ります。
最後になりましたが
「倉敷パッシブハウス見学会」にご来場頂いた全ての方々
また建築中にご協力頂いた各業者の皆様、そして近隣住民の皆様に深く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
by kuramoku2011 | 2016-11-15 20:31 | パッシブハウス