「省エネ住宅ポイント制度」が始まります
2015年 01月 22日
今回のブログの内容は「省エネ住宅ポイント」についてです。
省エネの新築住宅を建てたり、対象のエコリフォームをすることで最大30万ポイント(エコリフォームは耐震改修をすることで最大45万ポイント)貰える制度です。
対象となる工事は
【新築の場合】
所有者がご自身で住まわれる住宅が対象になります。
建築会社にお願いして建てられた住宅はもちろん、前もって建てられた住宅を購入する場合(分譲住宅)でもポイントの対象になります。※借家は対象になりません。
【リフォームの場合】
新築と違って借家を含む全ての住宅が対象です。
では、どのような新築・リフォームをすればポイントが発行されるか
ご説明いたします。
【エコ住宅の新築】
省エネ性能・対象工事
・一般
①トップランナー基準相当
※省エネ法に基づく住宅事業建築主の判断の基準
②一次エネルギー消費量等級5(低炭素基準相当)
・木造住宅
③一次エネルギー消費量等級4(H25年基準相当)
④断熱等性能等級4(H25年基準相当)
⑤省エネルギー対策等級4(H11年基準相当)
木造の場合は①~⑤のいずれか、その他の住宅の場合は
①~②のいずれかを取得した住宅に対して30万ポイントが付与されます。
【エコリフォーム】
①窓の断熱改修
②外壁、屋根・天井、床の断熱改修
③設備エコ改修(エコ住宅設備3種以上)
※①~③のいずれかの工事をすることで
下記の④~⑦の工事のポイントを追加出来ます。
④バリアフリー改修
⑤③の内容に満たない(2種以下)設備エコ改修
⑥リフォーム瑕疵保険への加入
⑦耐震改修
⑧既存住宅を購入してリフォームする場合、
①~⑦までの合計数と同数のポイント(上限10万ポイント)
①~⑧の工事したポイントを合計して最大30万ポイント
※⑦の耐震改修をした場合は最大45万ポイントになります。
発行されたポイントは以下のような商品等に交換可能です。
①省エネ・環境配慮にすぐれた商品
②地域商品券、地域産品、復興支援商品
③全国で使える商品券・プリペイドカード
④環境寄付、復興寄付
⑤即時交換
※⑤の即時交換は発行されたポイントを使って
追加的に行う工事に費用として使うことが出来ます。
対象になる工事の期間について
工事の対象期間は平成26年12月27日以降に契約した工事が対象です。
※ただし、工事の完了はこの省エネ住宅ポイントの予算成立以降になります。
まだ予算成立していないので、ご注意下さい。
ポイントを発行する申請の受付は平成27年3月上旬予定、発行したポイントを商品に交換する受付も平成27年3月上旬予定です。
上記の制度を賢く利用して、これからの住まいづくりに役立ててみませんか?詳しくはお問合せ下さい。
木材部 三宅でした!
by kuramoku2011 | 2015-01-22 16:28 | 家づくりブログ