『第12回 ふるさと岡山の森を訪ねる旅』 後編レポート
2013年 10月 05日
旭川の源流に位置し、雑木林や湿地、小川や渓流など豊富な自然環境と
そこに生息する貴重で多種多様な動植物とふれあえる自然公園。
後半レポートは、里山の現状や生き物の大切さについて学んだ
里山遊歩道の散策の模様をご紹介しま~す♪
■ はりきって、散策スタート!
「津黒いきものふれあいの里」の館長で
自然観察員の小林さんにレクチャーしていただきました。
ピンクの帽子の女性が小林さん。
まずは自然観察のマナーや注意事項の説明から。
ぴょんっ、ぴょんっ、飛び石をこえて
どんどん歩いていきます。。。
■ 謎の2つの穴を発見!
わかりますかー?岩肌に2つの穴。
これは、『カワセミの巣』で、ここからすぐ近くの養殖場の魚を狙うんだそうです。
と、
「あっ!!!きつねーーーーーーーっ!!!!!」
いっせいに振り返ると、森にかけていく野生のきつねが!
「おーーー!!」
昼間に見るのはとても珍しいとのこと。
(残念ながら、写真は間に合いませんでした・・・。)
さあ、気を取り直して散策再開。
緑がだんだん深くなっていきます。
■ 水辺の生き物を観察!
水辺では、小林さんがひょいと網をすくって、沢山の虫を見せてくださいました。
子どもたちも、普段見慣れない虫におおはしゃぎ!
■ なつかしい!笹船づくり
途中、竹藪の笹を見つけたら、みんなで笹船づくり♪
「笹船なんて何年ぶりー?!つくれるかしら?」とおっしゃった方もなんのその!
みなさんすてきな笹船が出来上がりました!
ちびっこは手伝ってもらって
じゃ、じゃーーん★
そのあとはもちろん! 流しますっ!
「つめたーい!」
「それいけー!」
「ぼくが住んでる近くの川までながれてくるかな?」
いろんな思いをのせて、ゆっくりゆっくりながれていきます。
■ いったん、休憩
休憩の間も、子どもたちは休んでなんかいられません。
木漏れ日の中、木の実を探したり、走りまわったり。
■ 散策もいよいよ終盤
ここは、炭焼き場。
ここでつくった炭を使ってバーベキューもできるそうです♪
山ぶどうをつかって、マニキュア体験もしちゃいました★
■ はじめてみた!居眠り中のこうもり
散策中、小林さんが枯れてまるまった葉の中で眠るこうもりを発見!
「しーっ。みんなしずかにーっ。」
そーっと、葉をひらいてみると・・・
(かわいー!) (ちいさーい!) (ぜんぜんおきなーい!)
ちいさく丸まって眠るこうもり
こうもりって、意外と図太いみたいです。
また小林さんがその葉を木にかけるまで、結局眠ったままでした。。。
■ そうして、里山遊歩道の散策が無事終了
およそ2時間あまりの里山散策もあっという間。
土壌のやわらかさを足の裏に感じ、源流の音に耳を傾け、
風を全身で受けとめながらの里山遊歩道の散策は、ほんとうに気持ちが良いものでした!
自然と呼吸が深くなり、緑のシャワーをいっぱい浴びてパワー充電の1日となりました。
ハイ、チーズ!毎年恒例の集合写真をぱちり★
『ふるさと岡山の森を訪ねる旅』は毎年開催しています。
来年もまた開催日が決まり次第、HP上で発表致しますので
ご興味がおありの方は是非ご参加ください!
では、また来年お会いしましょう~★
by kuramoku2011 | 2013-10-05 21:17 | クラモクニュース